山頭火を歌う
俳句 種田山頭火
ふるさとの 夢からさめて ふるさとの雨
ふと 目覚めたら 涙が こぼれていた
この旅 果てもない旅の つくつくぼうし
カラスないて 私も 一人

あざみ 鮮やかな 朝の雨あがり
歩けばきんぽうげ 座ればきんぽうげ
この頂の 時雨にたたずむ
故郷はみかんの花の にほふとき
あざみ 鮮やかな 朝の雨あがり
歩けばきんぽうげ 座ればきんぽうげ
雨ふるふるさとは 裸足であるく
まっすぐな道で 淋しい
うしろ姿の しぐれてゆくか
ふるさとの 夢からさめて ふるさとの雨
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